ブックタイトル25年度ふくいろキラリパンフ

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概要

25年度ふくいろキラリパンフ

かき混ぜる手元さえも、美しく繊細でありたい女性のために社長就任6年目。経営のみにとどまらず、会津漆器の伝統を尊重しつつ、時代のニーズをとらえた商品開発のプロデュースも手掛ける。Developer利便性とデザイン性をひとつに代表取締役社長 曽根 佳弘さん ただ今、開発中のカトラリーです。試作の段階で切削加工によるサンプルの状態でのご紹介となりますが、こちらの商品は、スイーツを好む女性専用のカトラリーセット。 ケーキを切って、刺して、スマートに口に運ぶための「ケーキナイフフォーク」。プリンやアイスを容器の底までキレイにすくえる形状に設計された「プリンアイススプーン」。さらに、砂糖もすくえてかき混ぜることができる「マドラースプーン」。以上の3点セットは、常に女性が手軽に持ち歩けて、さり気なくサッと使えるような、そんなカトラリーを目指しています。「見た目の美しさに細心の気配りを・・・」食べている姿も、かき混ぜる手元さえも、美しく繊細でありたい女性はたくさんいると思います。時代に対しての問いかけから、アイデアが芽を出した商品です。 今後の展開として何らかのかたちでデザインを施し、ひと味加えたパッケージングをしていく予定。普段は量産型の生産ラインを活かした食器を主な商品としている伝統的な漆器屋さんである三義漆器店は、メインのお客様は百貨店やホームセンターなどの量販店。「みんなが使いやすく、求めやすい商品」をテーマに“良いもの”だけど、なるべく価格を抑えたデザイン性のあるものを、より多くの方に使って頂きたいという想いがあります。より良いものを作り上げるためには、会社の雰囲気を良くすることが大切と考える曽根社長は、工場で作業するスタッフたちと、いつも会話することを心がけています。工場を見学させて頂いた際には、すれ違う方々一人一人が大きな声で明るく挨拶をして下さる姿が、とても印象的でした。 また、2012年には木製のお椀がグッドデザイン賞を受賞。新しいことにどん欲でありつづけ、更に光を浴びる商品を生みつづけていきます。13