ブックタイトル25年度ふくいろキラリパンフ

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概要

25年度ふくいろキラリパンフ

前職場にてマシニング、NC旋盤など現場で工作機械の加工や指導を行い、その後、工程管理を経て営業課長へ。平成16年、(株)小松製作所の部品試作を受託し、独立。Developer好きこそ物の上手なれ製品のひとつひとつに気持ちを込める代表取締役 立見 洋一さん しっかりと地面をつかみ、杖から手に伝わる感覚。ご年配の方や、障がいを持つ方が歩行する際に感じる不安を少しでも取り除きたいという思いから、開発された取り外し可能な「杖の先端器具」です。地面に対して角度をつけて杖をついても地面をしっかり噛み、安定する加工が施されており、底にはRBC配合ゴムを装着し、滑りを軽減します。この商品が生まれるにあたって、これまで立見社長が培ってきた技術に直結していた身近な製品であることがわかりました。会社設立から10年。メインのお仕事は「小松製作所」の部品の試作を手がける金属加工業。 「好きこそ物の上手なれ」社長の得意な物と必要とされている物の直線上にあったというこの製品。小さな開発だけど“求められている物があるならどうにかしたい”という想いから生まれたのです。作る側の立場の意見だけではある程度のレベルのものしか到達しない。一方通行では意味がなくて、実際に必要とされている方々の意見や気持ちに触れないと見えない部分がたくさんあった、とのこと。それは普段の仕事も同じで、一つの製品を仕上げる際、触れる手触りを大切にしていて、手に取る方への配慮がうかがえました。いつも心がけていること・・・それは人の繋がりを大切にし、気持ちを込めるということ。そして感謝をするということ。「心と表面が裏腹では絶対に通じない」言葉巧みに話をするのではなく、気持ちの中でも「ありがとう」と心で笑う。そうすれば必ず想いを人に伝える事ができるのだと。社長の笑顔には、温かな人柄がにじみ出ていました。この杖で前を向き「一歩、先の景色を」届けます。1617