ブックタイトル25年度ふくいろキラリパンフ

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概要

25年度ふくいろキラリパンフ

成熟したと思われていた製品を、改めてブラッシュアップ12年間、製造部の工作機械のオペレーター。昨年から技術部に移り、現在は新商品の設計開発・既存商品改良やサポート業務まで多岐にわたるポジションを担当している。Developernext standard機械事業部 技術統括部 山本 善幸さん “next standard”として、世界から評価されるJ.A.Mの製品を。ものづくり世界No.1への挑戦と研究開発力の向上をビジョンに掲げる技術者たちが、製造現場で得た技術や経験を生かし、ユーザー目線で使いやすいものづくりを追及。その結果、誕生したのが「MARU MARU、V MARU」です。長年、丸物材料をクランプする場合には、クランプの位置、クランプ時の傷、パイプ材についてはその変形など、多くの問題があり、ユーザーがその度に工夫しながらノウハウを築き上げてきました。 今回の開発商品は、そんなノウハウの蓄積がなくとも、だれが使っても“確実・正確・簡単”に、丸物材をクランプできるバイスを目指しています。成熟したと思われていた製品を、あらためて別の視点から見直し、問題を抽出。そして改良し磨き上げ、さらなる改良を加える。この別の視点から見るきっかけとなったのが、堀切川教授の技術相談でした。「まだ、無いものを市場に・・・いつか誰かがやるであろう開発。その誰かとなるために、情熱を持ち続けることでより良い商品を生み出していきたい」。開発者の思いは深く、“生み出すこと”をゴールとするのではなく、それを必要としてくれる人の喜ぶ“笑顔”に出会えて初めて商品開発となるのだと。 最初から完璧な商品などありません。改良を重ねあらゆる角度から見つめ直し、そして磨き上げることで、その商品に本当の光を与えられるのではないでしょうか。   2223