ブックタイトル25年度ふくいろキラリパンフ

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概要

25年度ふくいろキラリパンフ

桑沢デザイン研究所卒。2004年NPO法人シャロームにてユニバーサルデザイン製品等の企画販売の企画・デザインを担当。2006年合同会社楽膳を立ち上げる。デザイナー 大竹 愛希さんDeveloperできるだけ多くの人たちが使いやすいものを作りたい素材・塗料・加工、全てに「安全」のこだわりを “手に馴染んで持ちやすい”国産の木を使った、持つ手にも心にも優しいユニバーサルデザインのトレイ。持ち手の部分に指をかけやすいように、内側の淵に角度をつけ、その底の部分にえぐるような加工を施しました。大中小3つのサイズがあり、中小サイズは食器としても使えるように少し深めに仕上げてあります。内側の淵に角度をつけることにより、スプーンですくいやすいという利点もあります。木の温かみが溢れ、プラスチックでは味わえない優しい手触りです。貴重な一枚板を使用し、会津塗の伝統工芸士がひとつひとつ手掛ける逸品。表面の仕上げは2種類あり、カラフルな色漆を施した「漆塗り仕上げ」また、木目の素材感を生かした「柿渋仕上げ」からお選び頂けます。「できるだけ多くの人たちが使いやすいものを作りたい。使いやすさを犠牲にしてまで、目で見る美しいデザインを追求することはしたくない・・・」。これまでも、持ちやすいお椀のデザインなどを手掛けてきた大竹さんは、使いやすさを大前提としたものづくりを一心に貫いています。それは、障がいを持つ方の社会参加のきっかけ作りを兼ね、障がいの有無に関わらず“共に生きる”をテーマに、彼らと共同開発をするということです。アイデアを共に出し合い、モニタリングの協力により、不便さを感じているからこそ“気付ける事”を共有するということ。そして、彼らの個性を引き出し、共に作り上げること。それこそがユニバーサルデザインが掲げているテーマなのです。 本当に良いものだけを使用し、安心して使える商品として、「柿渋仕上げ」では、ヤスリで磨きをかけた後、柿渋を塗り、最後に艶を出すために天然のひまわり油を使ってオイルステイン仕上げを施します。そうすることで、水や汚れを防ぎ、木を保護します。また、化学塗料を使用していないため、小さなお子様にも安心。また、漆は天然の抗菌塗料。湿度の高い日本の夏でも安心です。多少お手入れが必要になりますが、木の繊細さを理解し、使い込む度に愛着が湧いてきます。まるで木と共に成長していくように、あなたのライフスタイルに寄り添うような商品になれることでしょう・・・。25